裏切りの戦場

裏切りの戦場 葬られた誓い  2011年 フランス
L'ordre et la morale
REBELLION

監督・主演 マチュー・カソヴィッツ
原作  フリップ・ルゴルジュ

フランス領ニューカレドニアのウベア島で、カナック族の
独立過激派によってフランス国家憲兵隊官舎が襲われ、
警官4名死亡、検事代理を含む警官ら30名が誘拐される
という事件が起きる。
本部隊長フリップ・ルゴルジュ大尉は、交渉役として現地に飛び、
平和的解決のため奔走する。

1988年、天国にいちばん近い島で起きた誘拐事件。
題材ではなく、監督の主演作という言葉に惹かれた。

政治を避けてきた、今こそ問題の核心。
政治と倫理、己を信じるかの一点。
倫理の伴わない政治というのは、ないに等しいということではないか?

政局という隠れ蓑を着て、自らの欲望を満たすことができるか?
政治をじっくり捉まえて、自分のあり方を正さなければならない。


http://japan.unifrance.org/%E6%98%A0%E7%94%BB/29708/rebellion