未来を切り拓く国際人権法

未来を切り拓く国際人権法

歴史的に、過去現在未来を通じて日本を冷静に観察すると、「日本は消える」という
結論しかでてきません。

1 ”国際人権法”とは何なのか?
  戸塚悦朗「国連人権理事会」日本評論社 (2009年)
  戸塚悦朗「国際人権法入門」明石書店  (2003年)

2 国際人権法違反の人権侵害は、結局何をもたらすのか?
3 世界人権宣言とは何か

じんけんSCHOLA 入門講座
国際関係学の戸塚悦朗 氏の講義を受けました。

後半、世界人権宣言の条文を読んで、班ごとトークをするワークをしました。
・裁判所で判決が行われた結果に、整合性・統一性はあるのか?
・信頼できる判決が、下されるだろうか?
・裁判の案件ごと、裁判長によって異なる判決が行われているのではないか?
・案件が、国の枠内で処理され政治問題として転嫁される。
・上級の裁判によって、国を跨いだところで結審を得ることはできないか?
(国、政治の問題にしない、超越的な裁判・解決方法はないだろうか?)
 
・貧しい国を救済するとき、お互いの価値観・文化の違いを認めながら、人権に関する共感を分かつため
言語・文化の壁を乗り越えて、共有し合えるだろうか?
・言語、社会の違いから、リテラシーの深度が同じであれば議論もできる。
他国間で、共通の価値観へたどり着くに、想像もできない年数と経験が必要になるのではないか?

・条文という言葉、言語。国と国が協議をする際、言葉の壁をどう乗り越えるのか?
他国の人権を保護するという事業を進める場合、言葉文化の違いをどのような方法で交流するのか?

以上の結論を踏まえ、戸塚先生の講評が語られる。
高い評価を得られた、その理由は、ほとんど経験豊かな社会人であること。
戸塚先生の「現場が大切である」という教えの通り、”世界人権宣言”の<最初の壁>を乗り越えているから。
参加者は、満たされた気持ちにさせられて、ワークを終えました。