「新しい部落史」入門

「新しい部落史」入門
ーここ40年の実証研究が切り開いた新たな視界についてー


1 部落問題研究の困難さ:1970年まで
2 部落問題が市民権を得て学問研究の基礎を拡大:1970年以降
3 克服すべき現在の課題
4 専門講座での課題
  3)解体新書
  6)賤民廃止令「解放令」
5 教科書 「これでわかった!部落の歴史」
      「これでなっとく!部落の歴史」

じんけんSCHOLA 専門講座への入門編
上杉 聰 氏
たぶん凝縮して、説明をして頂きました。


部落という言葉を聞くと、遠ざけたい雰囲気になります。
何故そうだったのか?
なんとなくうつむいてしまうような講義を記憶。
それが眼の前がすっきりとし、視界が広がりました。
部落の歴史だけでなく、部落を研究してきた人たちのことを、
専門分野に携わっている立場からの視点を教えて頂きました。

本を読むことを得意としていない者は、超越した観点から歴史を
紐解いた気分になりました。
「部落」と聞いただけで、理解していたつもりでしたが、少しずつ解明されています。
新しい事実が加えられて、歴史が書き変えられているのでしょう。

質問として発言。
お話していただいたことは、
いじめに関係することと解釈していいのでしょうかと尋ねました。
先生はうなずいて、こころよくその意味を解説していただきました。
専門講座で深く説明されると、想像します。
歴史の本を丁寧に読んでみる、そのことの大切さを講義で見つけました。
戦後史の正体 孫崎 亨 創元社
を読んでいる最中です。