時間浪費族

時間浪費族

参加料500円の講義を聴きました。
定員20人のところ、40人枠で開かれたそうです。
朝の10時から16時までぶっ続けです。

こんな長丁場のセミナーに参加する人が、いるのだろうかと思っていました。
ほとんど現役に近い人が、現役の話を聞きに来ています。
時間的に余裕のある人が、対象になっているのではなく、本質的な面で悩んでいるということでしょうか?

長年携わってきたことを伝授すべく、実体験を交えて説明を加えてくれます。
本や映像で教えてもらえれば、もっと深まる話が聴けるかもしれません。
ちょうど施設の担当者が、講義をビデオに収めていました。

休憩を除いて、5時間を要する情報なのでしょうか?
理解力が乏しいとしても、こういう講義は巷にすくない、情報のない分野かもしれない。
いくら参加料金を追加しても、教える機関が存在しないかもしれない。

テレビ放送には絶対見られない、スピーカーの篤い思いが伝わってくる話です。
こういう語り口は、じっとしていてるだけで送られてくる・・・・・
新聞やテレビ放送で語られるものではありません。

2012 ・ 7 ・18
ニコニコ放送のコミュニティに入り、24:00からの番組放送を観ました。
今年の一月から毎日、ギターを奏で裏声で歌っている番組です。
いつもなら1、2時間で終わる番組で、プロバンド活動の合間に放送されます。

今日は、彼女の誕生日で延長延長を繰り返していた。
とうとう3時間まるまる番組に付き合うことになった。
今日も、5、6時にステージがあるという。

面白い発言をみつけた。
彼女は、メジャーの歌手になっても、このニコニコ放送をやり続けていきたいといった。
その心意気と、ニコニコ独自のいい面を強調しているように思った。

新聞やテレビが見失ったものを、ニコニコが補っているモノがある。
眠る時間、体力を無くしても、やり続けたい伝えたいものがある。
お金や名誉ではない、このときここでこれを、伝えておきたいそういう思い。
新聞やテレビには、もうない。

講義は顔と顔あわせることで、コミュニケーションが図れます。
ニコニコ放送は、一方向の顔とコメントの交流のみです。
それでもお互いの力を感じることなのでしょう。