真空地帯

真空地帯    1952年   日本


  原作 野間宏

  監督 山本薩夫

  出演 木村 功

     下元 勉

     三島雅夫



  木谷一等兵は、週番士官の金入れを盗んだということで、激しい拷問

  の末、2年間服役して隊に戻ってきた。野戦行きの決まった彼は、そ

  の前にどうしても自分を監獄に送り込んだ張本人、林中尉に会って、

  決着をつけなければならなかった。







  



  ここ1か月ほど顔を合わせ、考えを交わすメンバーを二つ。  
 
  仲間で何かを成し遂げる、ワークを持たされる。

  終わりまじかになると、家族に近い雰囲気を感じる。





  介護の話になると、入るための費用と施設の説明になった。

  なぜその概要が知りたいのか、それが私にはわからない。

  入所できるのは、宝くじみたいなものではないのか。

  当たってから、詳しい説明を聞けば・・・・。





  認知症と物忘れの話。

  バッグを無くし大変な目にあったということ、老化の1つ。

  大金を持ち歩かない、カードをたくさんカバンに入れない。

  それが大きな禍につながらないという教訓だった。





  マイナンバーカードは、老いた者にとってどんな目に遭うのか、

  それを物語るような話。

  自治体や国は、詐欺にあうよう、マイナンバーで苦しめようとする。

  老人は、何でも国の云うことを、聞くらしい。





  ボランティア活動をしている、団体の説明を聞くことができた。

  2回ほど連続参加して、スタッフと場所とも提供して

  もらっているのだが、参加費を集めない。

  いままでの経験で、初めてのことでびっくりしている。





  ボランティアといえば、高齢者を連想するのだが、

  この団体は現役で働いている人が多くみられた。

  スキルを問われるが、まともに答えられない、老いの強さだろうか。

  団体が長く活動を続けられるよう、陰ながら応援したい。





  何より増して感じるのは、メンバー間の際限ない討論の場。

  ここにある、ベースとなる考えを打ち解けて会話すること。

  小手先のことに目を奪われて、大河の流れについて語らない。

  もっとゆったりと、時間をもって過ごしませんか。





  このゆっくりと議論をしない、国の政治があります。

  年金の話を語ろうとしない、国民が勢ぞろいしています。

  彼らにとって、老後は巡ってこないかもしれません。

  介護の話など、聞く耳など持たないでしょう。