あのころ
あのころ summer memories 2006年 日本
45分。
TWILIGHT FILE 2 として作り上げた、3作品のひとつ。
若き画家が、語りはじめる少年のころの思い出。
監督 西川文恵
出演 山川恵里佳
倉貫匡弘
青木魁
藤岡香里
沖直未
藤波辰爾
監督開眼というのだろうか、一度は経験したい夢か。
メイクフィルムをみて、オーディションが重要な位置を占めている。
新人を発掘するという、一大行事かも。
著名人がいった、映画を観るよりも、映画を作る人の方が多い。
出展する作品の数が多すぎて、その映像を観賞する人が少なすぎる。
日本の人口が減少してゆけば、テレビ・書籍・パソコンなど眼を使う行為は溢れる。
映像の数だけ消費するに、時間が足りなくなる。
作品がばら売りに常態化か、この映像45分のみの映像販売。
回想するということをメインにしていながら、いま生活している状況がわかりにくい。
有名な若い画家という話が、どうも伝わらない。
現在よりも、思い出を重要視していることに解せない。
監督が描こうとした範囲を、狭めてしまうことで、こういう結論を見出してしまったのではないか。