多様性をめぐるアントークライブ

多様性をめぐるアントークライブ

Soo im lee × 上田信

難波市民学習センターで行われました。

李 洙任 ( りーすーいむ )

性別、年齢、民族、身体能力、考え方など、人はさまざまな多様性をもっています。
ダイバーシティの言葉から、参加した人たちの声をたぐり寄せて、セッションが繰り広げられました。
李さんから、日本企業が必要とするダイバシティの取り組みを紹介していただき、上田信行さんによる
ワークショップを行う、お知らせを載せたチラシです。
模造紙、白い黒板、マジック、用意の整った会場を若い人が準備していました。
それに参加する人は、自らが主役であることを知っていて積極的に参加します。
講師は、日本の抱えてきた時代的背景を説明しながら、ちょっとした間に聴講者に投げます。
ダイバシティって、なんですか?
眠っていないか、本当に聞いているかを探るかのように尋ねます。

これは主催が、大阪市市民局人権室 でした。
こういうワークに参加したことがあります、常連の部類に入るかもしれません。
あらゆる層の市民を対象にしたワークですが、幾分若い男性がすくないようです。

社会の出来事に考え、頭を悩ましている積極的な人が、こういうワークへ参入している、
といって間違いはないと思います。
その証拠にこのようなワークで、ちょっとした<アクシデント>が起こることはありません。
同時に、参加者数以上の主催者側の、サポートが寄せられているような気がします。
他のワークと比べようのないくらい、人力を重ねられているでしょう。

参加者は、小さな班に分かれてその中で、ひとり一人の思いを聞きあいます。
ただ講演を聞くだけでなく、自分の思いをはなし聞いてもらえることは幸せなひと時になります。

いつも思うのですが、このワークに参加した人が次のステップへ進むことが出来ないかと考えます。
一度会ったらそれきり、名前も知らずその場を離れるのが、嫌になります。
学び舎で過ごすとすれば、これっきりで終わってしまうことなどありえないでしょう。
これがプライバシーでしょうか?